ゆったりんご | 観る、読む、思考、書き、創る、そして眠る、そんな日々。

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世界の文学作品に触れる(スクーリング科目「文芸講義2」)

11月11日~13日
「文芸講義2 外国文学」

4回目のスクーリング。
今回は、2日目と3日目だけ受講会場がキャンパスでなく別のところであった。そういうこともあるんだなぁと思いつつ、会場が変わるだけで変化が出て3日間、すぐ過ぎたような気がする。
 今回は「外国文学」と題して世界のあらゆる文学を取り上げた講義だった。

 1日目:
   1講時 シェイクスピア『マクベス』と『ロミオとジュリエット』
   2講時 ラクロ『危険な関係』と心理小説の系譜
   3講時 フロベール『ボヴァリー夫人』
   4講時 ウィーンからプラハへ(シュニッツラー『夢小説』、カフカ『城』)

  2日目:
   1講時 ジェイン・オースティンと19世紀イギリス小説──『エマ』を中心に
   2講時 教養小説の系譜──ゲーテからジョイスまで
   3講時 小説と世界──ヘンリー・ジェイムズの方法
   4講時 意識と小説──ヴァージニア・ウルフ『ダロウェイ夫人』を読む

  3日目:
   1講時 プルースト『失われた時を求めて』
   2講時 フォークナー『響きと怒り』
   3講時 ガブリエル・ガルシア=マルケス『百年の孤独』
   4講時 ポストコロニアル文学と新しい文学の潮流

1日目は18世紀より以前のもの、2日目は19世紀、3日目は20世紀といっただいたいの流れの中で進んで行った。先生たちも仰っていたけど、時間の都合上余りにも駆け足過ぎて、ほとんどが紹介程度でした。自分で深く読み解いていかないと記憶の奥底に追いやられてしまうなぁ。
 そして、付きもののスクーリング課題は、この講義の中で強く関心をもったテーマや作家から一つ選び、第三者に紹介しながら論述展開せよ、とのことだったので、迷わず「シェイクスピア」を選びました。
 いろいろ調べていくと、やはりおもしろい。今までのシェイクスピアのイメージが少し変わったなぁ。シェイクスピアの戯曲が文学として今日まで残ってきたのはどうしてか、といったことをテーマにしてかいたのだけど、その時代の演劇のおかれる立場とかその背景とかその時代の流れの中でシェイクスピアの作品の扱いはどんな変化を遂げて来たのかなど、こうゆう課題でもないと探らなかったかもしれないので、これはとてもいい機会だった。

 あぁ、課題に追われることなくゆっくり読みたい。
 でも、追われでもしないと出会わないものも多い…。

Category : 大学
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小説の読み方を知る(スクーリング科目「文芸講義4」)

8月26日~28日
「文芸講義4 小説の構造と技法」

 私にとっては3回目のスクーリング。2単位取得出来るスクーリングは3日間で全12コマ。これを密かに怒濤のスクーリングと呼んでいるが、今回はもちろんどっと疲れたが、前回ほどはしんどくなかった。
 今回は「小説の構造と技法」という副題で、それはそれは楽しみにしていました。楽しみにしていた期待を裏切らず、その内容はとてもためになるものでした。

 1日目:語り手・視点・謎の効用
 2日目:物語と時間・イメジャリー・どんでん返しの仕掛け
 3日目:提示と叙述・エンディング

 必ず1日に1コマ、ワークショップの実施がありました。
初日は視点の観点から、映画『東京物語』のワンシーンを小説に翻案する、というもの。思いがけず『東京物語』の映像を見ることができ、人知れず和んでいた。もちろん課題はちゃんと書いた。
 2日目は、時間の観点から『オイディプス王』の一場面をストーリーからプロットへの変換・要約を試みた。ここではストーリーとプロットの違いがクリアになってかなりの収穫があった。でも、この課題は少し難航した。
 3日目は、提示と叙述の観点から『ハムレット』の戯曲のワンシーンから小説に翻案する、ということをやった。自分の戯曲への解釈に自信がもてないこともあり、もしかしたら見当違いの翻案になってしまっているかもしれない。

 そんな感じで、ワークショップも交えて楽しい講義だったのです。なにより、小説というものがこんな風に成り立っていてこんな風に読むんだ、ということがわかったような気がした。今までは小説を読んでいても、何を読み取ればいいのかいまいち掴めずにいたのだけど、こういった構造や技法、さらにはそれらが作られた時代背景を知ることによって、その作品のおもしろさ、奥深さをより実感をもって味わうことが出来るということの実感にわずかではあるが触れた気がした。

 やはり、「知る」ということは大事だな。知らなければスルーしてしまうことは、きっと多い。

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suddenな展開(「文芸特論」④)

 「文芸特論」の講義、最終回を受講。
 今日は、作家の先生が来てくださった。受講人数は11人ととても身近な授業となり、1コマ目は突然の「創作」があった。なんと。『sudden fiction-超短編小説70』(文春文庫)の中のいくつかの短編を紹介してくれた後、フレッド・チャペルの『ストの町の子供たち』という短編の途中までを読ませ、その続きを400字で創作してください、というものだった。時間は40分くらい。そして、それを最終コマで各自のものを披露するというものだからさらに緊張。急な振りだったので出来るのか・・・と思いながらも、まぁなんとか形に出来た。
 発表の段階になって、他の人の創作した作品に触れるとやはり大変興味深かった。似通ったものがなく、みんな独特なのだ。先生がひとりひとりそれぞれの作品の中のsuddenを示しながら評してくれ、とても貴重な時間でした。
 その間に挟まれた2コマ目は、それの中休みのような感じ。ご自身の作品の発想上の舞台裏ともいえるお話をしてくださいました。この講義もとても参考になりました。こうやって物語を発想する方法もあるんだなぁと。

 3日間に渡りこの科目の講義を受けましたが、これはとてもお得感たっぷりな講義だったなぁ。スクーリングみたいに別途授業料もかからないのに、こんな豪華な方々のお話を聞けるなんて。しかもなんだか受講人数も少なめだし。それに、わたしにとっては有意なことがたくさんあって、大収穫でした。
 しかし、その余韻に浸っていられるわけもなく、テキスト科目としてレポート提出が待っている。まだ、いまいちレポートの書き方が入っていない感があるので、テキストで確認しながら書いたりするので時間がかかるのだ・・・。あ、その前に、参考文献読まなきゃだ。

Category : 大学
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貴重な一会 ( 専門教育科目「文芸特論」②③)

 この週末は「文芸特論」というテキスト科目の授業で、作家や評論家の先生方の講義を聞くという授業があった。スクーリング科目ではないのだけど、スクーリングみたい。
 読書量が圧倒的に少ない私には知らないお名前の方たちばかりで、もちろん著書も読めていない状態での参加で大変失礼な態度だったのだけれど、それでもやはりそういう方々のお話を聞きたくて参加させてもらいました。
 
 中でも、とても感動的だったのは1日目に聞いたお話。話、というよりはもう講義だったのだけど、それが素晴らしくよかった。
 内容も進行も。
 内容は、普段創作するにあたってこれってどういうふうに捉えるべきだろう、と悶々としていた部分の話だった。だから、わたしにとってはとても有益だったし、更に新しい境地を見せてくれた感じだ。そこを深く追究していけば、少し何か変わるかもしれない。そんな喜ばしい内容だった。
 そして、進行。講義の進め方だ。これは、軽視されがちだけれども、受講する側にしてみたらとても重要ことなのだ。進め方がうまいと、講師の言いたいことがすっと入ってくる。今回はまさにそれで、その展開に感動を覚えたほど。授業の核となる部分を外さず、段階を追って、系統立てて話してくれた。

 まるで、物語を聞いているようでした。

 あぁ、こうであるべきなんだな。創作となんら違わない。
 そんなことをも教えてくれた。

「文芸特論」の講義はあともう一日、来週行われる。これもまた楽しみだな。

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単位修得試験に挑む

 初めての単位修得試験。
 この単位修得試験は年に8回あるのだけど、それぞれがおのおのの科目を受講している通信教育部において、はたして試験ってどのように行われるのだろう・・・と疑問に思っていたのだけど、試験に参加して謎が解けましたわ。

 試験は1問のみの論述形式で、その日受ける全科目の問題が問題用紙に記載されていた。受験者は、どの科目を受験するかを解答用紙に記入して、受験するというわけだ。
 一問のみの論述式は、バカに出来ない。一応テストに向けてこの部分をまとめておいてください、という指針を何点か示してはくれるのだが、そのうちの1問だけが出題されるわけだから、ヤマが外れたらアウトである。まぁ、ヤマかけなどせずしっかり勉強していくのがもっともなのだけどね。
 
 今回私は、1科目のみ受験した。回答時間は1時間。1時間てあっという間だ。あまりあれこれ考えている暇はない。設問を見て、とっさに頭の中で構成を立てて書き始めなければ、すぐに終わってしまう。
 今回受けた科目は一番基礎的な科目で、比較的簡単なほうであったと思うのだけど、それでも時間ぎりぎりだった・・・。それでも次回受けるであろう科目の設問も見ておきたかったので、残り数分間でチェックした。
 そしたらやっぱり、なんだか難しそうな、時間を要しそうな、しっかり学んでこないととうてい太刀打ち出来ないような設問だった・・・。厳しいわね。でも、頑張るわ。やってやるわ。

 といっても、1時間経てば闘いのときは終わるので、ほっとする。(1科目受験だったからだけど。)結果のことは、運に任せ、今日はこのあとスクーリングレポを仕上げるんだ!と意気込んではいたものの、家に帰ってホッとしたらやはり眠ってしまった。
 でも、夜中には書き終えられたのでよかったー。
 切羽詰まった日々がとりあえず一段落した。

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履修計画見直し

 切羽詰まっているなか、履修計画を見直してみた。
 どうも調子に乗っていろいろ盛り込みすぎたようだなぁ。
 テキスト科目も始めから大きめのを選んでしまったかなぁ。いや、スクーリング科目と重なるから大変に感じるんだな。スクーリングの課題締切はどうあがいても1回しかないから、どうしても最優先になってしまうし、そうするとスクーリング前にやっていたテキスト科目の履修が滞る。そしてのびのびになってなかなか進まないんだなぁ。
 直近のスクーリング科目を一つ減らすことを決めた。

 そして、目標卒業年も一年伸びるだろうことを覚悟した。

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専門教育科目「文芸講義1」(スクーリング科目)

 2回目のスクーリング 
 科目は文芸講義1:日本文学
 
 第一日目「小説の黎明から深化へ≪明治から大正期へ≫」
 1時限 二葉亭四迷
 2時限 樋口一葉
 3時限 夏目漱石
 4時限 志賀直哉

 第二日目「新感覚派と無頼派の文学」
 1時限 川端康成
 2時限 横光利一
 3時限 太宰治
 4時限 坂口安吾

 第三日目「戦後派・第三の新人・その後」
 1時限 大岡昇平
 2時限 三島由紀夫
 3時限 安岡章太郎
 4時限 大江健三郎

 3日間で明治・大正・昭和を駆け抜けた、駆け抜けた。足早でかつ断片的に駆け抜けたので、それぞれの作家の関係性や時代背景がまだ私に落ちていない。頭を整理して、読まねば。
 第一日目の授業の冒頭で、先生がこんなことを言っていた。
「読まない限り、文学史は頭に入らない。時間をかけて読むしかない。」
「ポイントになる作品をじっくり読むしかない」
 やっぱりそうなんだよねぇ。読むということは時間がかかることだけど、それが一番の近道なんだな。

 今回のスクーリングは、私にとっては2回目でしたが、どうやら周りの人たちの様子を見ていると様々で、卒業間近の方もいらっしゃった様子。京都から来ている方も。友達同士の方も多かったようなので、今回は以前のものより賑やかな雰囲気でした。
 今回は1時限(9:00スタート)からみっちり3日間あったので、しかも内容も私には濃かったのでかなり疲れてしまった。2日目から既に昨日のような元気もなくぐったり。授業終了後は頭いっぱい、体ぐったりの状態をどう処理すればよいかもわからず、ボーっとするしか出来ず、気休めに違うルートで帰ってみることぐらいしか出来なかった。これは寝るしかないな、と2日目夜は早めに就寝。そのせいか3日目は、最後ということもあり?昨日よりは元気。座る席も変えた。
 
 先生の言うことを懸命にノートにとるのだが、なんとも、情けないことに、漢字がなかなか出て来ない…。頭の衰えを改めて認識する。それと読めない、いや読むのに自信のない漢字も増えた気がする。授業中に、ある文章を読んだりするのだが、これが実にドキドキする。こんな漢字も読めないのかと思われはしまいか、と我ながら羞恥心に苛まれる。書く方も、授業中に提出するレポートなんかがあると、これまたドキドキする。間違った字を書いてはしまいか‥。辞書が、正確にはアイフォンが手放せないのだ。もうちょっと頭シャキッっとさせたい…。
 今回は川端康成の『十六歳の日記』を皆で音読したのだが、旧字体で書かれた文章なのにみなさんスラスラと音読してらっしゃる。自分の位置を知った瞬間である。

 スクーリング提出課題は、太宰の『晩年』を読んでその現代性を論じよ、というもの。なかなかおもしろそうだ。




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