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製本!(スクーリング科目「創作演習9」)

8月5日 編集の実践 最終日

 2週間の間にデザイナーさんと先生方が原稿を出力してくれます。なので、今日まで自分で提案したデザインがどのようにあがってくるか知らないわけです。本日、自分で書いて編集した本が出来上がるわけなので、朝から楽しみで。

 まず、本文を配られました。合っているかどうか、台割りを確認します。
今回は一折り4ページで印刷されていたので、それをノンブルの順になるように、丁寧に折って重ねていきます。
 次に、見返しと別丁扉。用意した見返しと別丁扉を順に重ね、表紙の台紙となる厚紙を前後(表1と表4)に当て、キッチリとずれないように几帳面にそろえ、クリップで仮止めします。そして、製本用のボンドで背を塗り固めます。
 ボンドが乾くまでの間、ランチ。
 そして、表紙を厚紙に貼り付けるために形に裁断します。背になる部分に厚紙を貼り、ここではなぎれとしおりを表紙の紙につけます。先程の本文のボンドが乾いたら、形に切った表紙でくるみます。私はここで、角を切りすぎて本文の厚紙の角が見えてしまう、という失敗をしました。そこは仕方ないので、表紙と同じ紙で先だけをくるみ、厚紙を隠しました。
 表紙をくるんだら、見返しでその表紙を押さえるように貼ります。これで、まず本としてはひとまず完成!あとは、カバーと帯です。

 カバーと帯を配られたときは、みんな小さくもひと歓声をあがりました。やっぱりカバーがどんな感じかで本の印象はずいぶん変わります。みんなそれぞれすてきな物に仕上がっていました。
 帯も、帯の文句も自分たちで考えて提出したのですが、それ以上に本物らしい文句を先生たちが挿入してくださり、より本物のようになっていました。
 カバーと帯を丁寧に切り、製本したものにふんわりとかけて、完成!!

IMG_0281-2-s.jpg


 書店に置いておいても見劣りのしない!ように見えます。最低でも16ページなのでごくごく薄いんですけどね。
 完成後は、講評です。デザイナーさんも来てくれまして、どんな意図をもって作成したのかなど話してくれました。8人が参加していたのですが、それぞれがそれぞれの内容の話で、全く違った装丁で本が完成しました。著者近影、略歴、奥付もちゃんとあります。
 本が出来上がっただけで、こんなに嬉しい。非売品の薄―いものだけど、誰に読まれるわけでもない本だけど、自分たちで切ったり貼ったりもしたわけで、唯一のものなわけで、るんるんするわけだ。本物の本が作れたらいいなぁとちらっと思った。

 今回の授業で、先生たちの指導する姿から「編集の仕事」というもの、「編集者」というものがどんな感じなのかを感じ取ることが出来た。「プロ」をむんむんと感じた。それも大きな収穫のひとつだった。
 

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編集の実践(スクーリング科目「創作演習9」)

7月21~22日 編集の実践

 「編集の実践」ということで、実際に本を製作する過程を学ぶ科目。
昨年の方々の作品をHPで拝見し、本物の書籍のように素晴らしく出来上がっていたので、私も製作してみたく今年は受講してみた。
 実際の編集者が講師として指導してくれます。
 書籍が出来上がるまでをまず学び、それから一だけの簡単な本型のものを作成し構造を体感します。書籍の部分の名称を学び、校閲を実践します。
 事前に提出していた本文にしたい4000字から6000字の内容に赤を入れます。今回の場合は、作家と編集者は同一人物なので、作家としての推敲と編集者としての校正を行いました。先生方がさらに赤を入れてくれ、内容にも結構な赤をつけられました~・・。それがまた的確で、こんなふうに指摘をしてもらうことって皆無に等しいので、とてもありがたかった。一家に一台、のように、作家の卵にひとり編集者が居てくれたらどんなに勉強になるだろうと思った。
 一日目の夜は、その赤字を直すという作業で終始した。内容をいじるので、結構時間かかる。しかも、あと数行で終了!というところでワードが止まってしまい、バックアップが出来ておらず全データが消えるという、どうにもこうにもやる気をなくす事態に見舞われた。21時を回っていたから、これからまたやり直すのかと思うとぐったりしたが、やるしかないのでもう一度最初からやり直して、なんとか次の日に持ち込んだ。

 二日目は、その赤字が直ったのをさらに校正をかける。
そして、今度は台割の作成だ。自分の小説の文字数によって、何文字×何行にすると一折り(16ページ)にきれいに収まるかを計算。この計算の辺りから、なんだか遅れ気味に・・。私のは文字数が少なかったから、苦肉の策を用いた感じになってしまった。
 その後は、いよいよ装丁のデザイン。デザイナーの方が来てくれて、それぞれのこうしたいというイメージを伝えます。事前に使いたい画像を送っていたので、それが使えるかどうかということも含めて。本文の字体もいろいろ選べるんですねぇ。でも、今回は見本がなかったので、イメージを伝えるだけに留まりました。
 あとは、デザイナーさんにお任せです。
 製本は2週間後。どんな感じに出来上がるだろう。別丁扉の紙をその日までに選んで行くことになっている。内容のイメージによって布っぽい物にしたり、いろいろと選べるそう。

 2日間終わって、やっぱり大変だった。
 編集者って楽しそうだなって講義の始めの方は思ったけど、いろいろと話を聞いていくうちに、作業を進め居ていくうちに、やっぱり私は書く方だわ~と思った。

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エッセイの方法(スクーリング科目 「文芸講義5」)


7月7日~8日
「文芸講義5 エッセイの方法」

今年初めてのスクーリング。一単位の講義なので、一日3時限で、スタートも10:40から。だから、体は幾分楽。
 10:20分頃教室に着いたのだけど、もうほとんど席が埋まっていた。だいたい40人くらいはいたのかな。それでも、よい席を確保出来た。
 講師は現役のエッセイスト。どんな人だろうと思っていたけど、物腰柔らかくおっとりした雰囲気の女性。エッセイを読んだ感じから想像していたのとちょっと違った。
今回の講義の概要は、どのような題材からエッセイを発想し、どのような方法で読みやすさを心がけているかについて。読み手となる他者を念頭に置き、自分の文章を客観的にとらえながら書く姿勢と方法論とを学ぶというものでした。
 エッセイは、読んでいると簡単にかけそうに思えるけれど、”他人が読みたくなるように” 書こうとするとやはりそれなりのテクニックが必要なのだということがちょっとわかった。
 2日間のうち、それぞれ1時限分実習の時間があり、1日目は作文、2日目はその直しという割り振りでした。800字のエッセイを90分で仕上げます。90分で800字ならまぁいけるだろう、と思いがちだけど、題材から考えなければならないので、ぱっと浮かばなければ、次の行程に進むことが出来ない。仮に浮かんだとしても、“自分を知らない不特定多数の人に対して、その人たちが読みたくなるように書く“ということを念頭にすると、やはりそれなりに頭をひねらねばならない。
 一日目、ぎりぎりでした。何とか形にはしたけれど、それでもまだまだ直る余地があるなぁと思いつつ提出。題名を考える余裕もなく、内容そのままの題をつけてしまった。
 二日目、講義を聞いたうえで、前日のエッセイの直し。昨日よりは少し心の余裕が。でも、やはり、これも超ギリギリ。最後の方は本当に急いだので、字がかなり乱暴になっていたな。題名は皮肉を入れて、違うものに変えたけど、まだ変わる余地はあったなぁ。
 とりあえず、提出完了。この科目はスクーリング後の課題はなく、このエッセイ提出を持って課題提出となる。そういう意味では楽なのだ。この時間だけで終えられるから。

 ともあれ、無事にスクーリング終えられてよかった。
終わった後はやっぱりぐったりととても疲れたな。
これを機に、ブログの記事ひとつも授業を参考に書いてみようかしら。

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ミニレクチャー&相談会

大学のミニレクチャー&学習相談会に、2年目にして初めて出席してきた。

ミニレクチャーは30分程度のものだったけど、「耳なし芳一はいったい誰の作品か」という題目で思いの外興味深かった。

その後、学習相談会が引き続き行われた。参加者は20人くらいいたかなぁ。今回は芸術学コース、歴史遺産コース、文芸コースの先生がいらしてたので、全体の質疑の後、各コースに分かれて行われました。

文芸コースは7名が集った。今年入学の方が多かったな。一年目の方の質問や疑問に思っていることを聞いていると、去年の今頃を思い出す。
まぁ、一年ってあっという間だったけど、その間の一年でそれなりに馴染んでくるものだなぁ。
いろんな人がいておもしろかった。

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東京芸術学舎 ”徹底丁寧” デッサン講義

 東京芸術学舎のレクチャーはレクチャーによっては、大学の単位となるものもあるので、今回興味ある講義を受けて見た。
演習系のデッサンの講義だ。デッサンなど中学の頃の美術の授業でやったかやらなかったかというくらい、初めてに近いものだったので、道具の使い方から指導するとあったので、受けて見ることにした。

 当日、教室についてみるとみなさん、なにやらしこしこと鉛筆をカッターで削っている。え~!そういうの授業で教えてくれるんじゃないの~と少々焦った。なにしろ鉛筆すら予約購入し、当日受け取る予定だったもので。鉛筆セットを受け取ったら鉛筆は既に普通に削られていた。 なのでそのまま使用した。
 本当はデッサンの時は芯をすごーく出して使うよう。紙やすりを使ったりして、先生も先輩たちもやっていたなぁ。ほかの生徒さんはほぼ経験者のようでした。

 今回は「透明なものを描く」ということでカラーの生けられたコップと水色のビー玉を時間にわけて描きました。まず、日があるうちは自然光でカラーを描き、日が落ちた当たりから蛍光灯下でビー玉を。

カラー モノクロ
カラー デッサン
ビー玉 デッサン

 先生の加筆ありですが、こんな感じに仕上がりました。
 ビー玉に至っては、初めはなんかのお饅頭とかもしくは目玉のおやじにしか見えないようなものに仕上がってしまい、描きながら苦笑の連続でした。先生も「栗饅頭みたいですね~・・・」と見かねてかなり直してくれました。その直しを見ながら、ふむふむとプロの技に感心するよりほかない私。ビー玉はほぼ先生が描いてくれたような感じ…。
 でも、カラーの方はまぁ、自分が描いたと言える。陰影のようすをみるためにモノクロで、同じ構図で写真を撮ってみると、コップがちょっと大きく長く描けちゃった。

 今回はデッサンという新境地を切り開き、鉛筆の持ち方と練り消しゴムの使い方を学んだ。コップの中の水の様子を表現するには技術がなさ過ぎて、まだまだのようです。ずーっと1日7時間描き続けたのですが、これはいつが終わりなのだろうと「これで完成!」というところはいつやってくるのか、その見極めが全くわかりませんでした。素人のわたしは、内心もういいんじゃない?って思ったりしていたのだけど、先生の言動を見ているとどうやらそういうものではないらしく、追求は果てしないんだと自分の浅はかさにちょっと反省。

 描くものの構図を決めたり、それをそこに収める技術がまず要るのだな。そして具象を描く技術。そこに陰影をつける技術・・・。わたしは陰影をつけるのが一番楽しかった~。ぬり絵好きだからな。
 みっちりで疲れたけれど、いい体験となりました~!

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短編小説の世界(スクーリング科目「文芸研究6」)

12月16日~18日
文芸研究6(短編小説の世界)

 今年度6回目のスクーリング。
 短編小説の世界、ということで、申請した当初は絶対受けたい!と思っていたものの、その周辺時の忙しさにこのスクーリングは受けられないんじゃないか?とキャンセルを思案したものの、忙しさを振り切って受講した。
 受講してよかった。早い段階で受講しておくといい講義だったな、私の中では。来年度に持ち越さなくて正解でした。


12月16日(金)
1講時 ネックレスをめぐる変奏─モーパッサン『首飾り』とモーム『物知り博士』
2講時 見えるものと見えないもの(1)ポー『盗まれた手紙』
3講時 あてにならない語り手 芥川龍之介『奉教人の死』と志賀直哉の批判
4講時 悲劇(1)ザミャーチン『洪水』

12月17日(土)
1講時 悲劇(2)大江健三郎『鳩』
2講時 余韻と余情(1)チェーホフ『中二階のある家』
3講時 見えるものと見えないもの(2)ヘンリー・ジェームズ『密林の獣』
4講時 見えるものと見えないもの(3) アーサー・コナン・ドイル『まだらの紐』

12月18日(日)
1講時 風狂と幻想(1)カフカ『流刑地にて』、井伏鱒二『遥拝隊長』
2講時 風狂と幻想(2)ボルヘス『伝奇集』より
3講時 短編小説と映像(2)ジョイス『死者たち』とヒューストン『ザ・デッド』
4講時 余韻と余情(2)佐多稲子『水』


 今回のスクーリング課題は短編小説2編を比較せよ、というものでした。授業で扱った小説から少なくとも1編を選んで、というもので、選ぶのにかなり時間を費やしてしまい、結局ジョイスの『死者たち』とチェーホフの『中二階のある家』を選んで書きました。
 比較せよ、と言う一言は、何の前提もない2つの小説からするには何とも難題なもので、非常に悩まされました。だからどの小説を選ぶかということにも時間がかかってしまった。短編といえど、多数の作品を読むには時間がないし、授業以外の短編小説も少しは当たってみたのですが、うまく見つからず。彷徨っている暇はないと判断し、既読の授業で扱ったものからにしようと決め、そこから何度も何度も読み、もう、無理矢理と言えるくらい、何とかそれらの中から共通点を見つけ、そこから比較し見えるものを無理矢理見つけて論じた、という無理矢理感たっぷりのレポートになったのではないか、と思う。どう評価されるか。
 

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テーマを観点にして読む(スクーリング科目「文芸講義7」)

11月26日、27日
「文芸講義7 文学への視点2」

今年度5回目のスクーリング。
文学への視点ということで、小説をテーマ別に読み解いていくという試み。
もちろん1つの小説にテーマがひとつだけとは限らないので、あらゆる角度から読むことが出来た。

【1日目】
2講時 【旅】
 ナボコフ『初恋』(『ナボコフ短編全集Ⅱ』所収、作品社)、
 夏目漱石『草枕』(新潮文庫、岩波文庫)、
 コンラッド『闇の奥』(光文社古典新訳文庫)

3講時 【子供】
 谷崎潤一郎『少年』(『刺青・秘密』所収、新潮文庫)、
 大江健三郎『芽むしり仔撃ち』(新潮文庫)、
 コレット『青い麦』(光文社古典新訳文庫)

4講時 【恋愛】
 井上靖『猟銃』(新潮文庫)、
 スタンダール『赤と黒』II-17,18(岩波文庫)、
 E・ブロンテ『嵐が丘』(新潮文庫)

【2日目】
2講時 【戦争】
 井上ひさし『父と暮せば』(新潮文庫)、
 開高健『輝ける闇』(新潮文庫)、
 トルストイ『戦争と平和』(岩波文庫)

3講時 【異界】
 中島敦『山月記』(新潮文庫)、
 柳田国男『遠野物語』(新潮文庫)、
 ダンテ『神曲』地獄篇(集英社文庫)

4講時 【病い】
 堀辰雄『風立ちぬ』(新潮文庫)、
 正岡子規『病牀六尺』(岩波文庫)、
 トーマス・マン『魔の山』(岩波文庫)

 そして、この講義のスクーリング課題は、授業で取り上げたテーマの中から1つ選び、2つ以上の文学作品を読解せよ、というものだったので、「恋愛」を選びました。それは単に、この課題以外にも課題を抱えていたので、出来るだけ短い作品を・・・と考えたとき、『猟銃』がぴたりとはまってしまったからです・・。
 それに加えてラシーヌの『アンドロマック』と合わせてレポートを書きました。
 『アンドロマック』も比較的短めの戯曲で、勧めてもらいそれに決めたのですが、今の私にはまだまだ難しく、なんとか書き終えたけどもなんだか中途半端な感じが残ってしまったなという感じだ。評価はいかに。

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